事故情報詳細
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概要
概要の一覧表 事故概要・災害発生時の状況 08:20 母親とともにいつも通り登園。 09:20 園庭自由遊び。 09:50 園庭自由遊びの中で、男性担任と他児も含めた4名で園庭でかけっこ競争をしていた。かけっこ競争自体は6本目であったが、本児は初めて参加したため、1本目の競争であった。左側から他児2名、本児、男性担任の順に横一列に並んだ。男性担任以外の子どもは先にスタートした。男性担任は本児の右側を5秒遅くスタートした。本児以外の子どもが先にゴールした。それを見た本児は、スタートから13.7mの地点で急に本気で走るのを止め、小走りで右90°に曲がった。本児は男性担任が約1m後方から走って来ることに気がつかなかった。右に曲がった本児の右肩と走って来た男性担任の左腹部がぶつかった。その後、本児は前方向で右肩を下にして横に1回転して止まった。その際に右肩を地面に打ったようであった。転倒後、本児が右の肩を痛がって泣いていたので、腕が挙がるか聞いてみたところ、肩の高さまで自分で挙げることができたが、腕を回すことや垂直に挙げることはできなかった。痛がっている右肩を触診したところ、少し腫れているように見えたので、すぐに冷却処置をした。 10:00 本児が痛みを訴え続けていたため、担任と事務所に移動し、主任職員も観察をした。自力では腕が肩の高さまでしか挙がらないが、他力で腕を動かすと、痛がらずに腕を回すことはできた。そのため、痛い部分を冷やしてもうしばらく様子を見ることにした。 12:00 給食を通常通り食べた。他児とふざけ合う様子も見られ、痛がる様子はなかった。 12:40 午睡前の着替えの時は、右腕を挙げると痛みを訴えていた。 13:00 午睡の時間に布団に横になる時は、痛いようでしくしく泣いていたが、そのうち眠ってしまった。 14:45 午睡明けに再び痛がって泣いていたので主任職員が判断し、受診することとした。担任が母親に電話連絡をし、事故の経緯と受診の承諾を得た。 15:10 主任と担任が付き添い、近くの整形外科へ受診した。診察とレントゲン撮影の結果、右鎖骨骨折と診断された。入浴時以外は常に鎖骨バンドで固定する保存療法を行うこととなり、全治3週間とのことであった。しばらくは外遊びは避けるようにとの指導があった。次回1週間後に再診予定となった。 16:00 受診を終えて帰園した。帰園後、主任から母親に電話で受診結果を伝えると、心配そうな様子で「わかりました。」と言っていた。 16:55 母親が本児の迎えに来た。他に用事があるとのことで、急いでいたため、職員とあまり話はできなかった。 18:00 母親が受診した整形外科に行き、会計をする際に、診察した医師から話を聞くことができた。 18:30 母親から園に電話で、直接医師から話が聞けたこと、薬を処方され帰宅したことの報告があった。その際に本児の様子を尋ねると、「痛がる事無く過ごしている。ありがとうございました。」と言っていた。 認可・認可外 1.認可 施設・事業所種別 6.認可保育所 -
発生日時場所
発生日時場所の一覧表 事故発生年月日 2月 発生時間帯 2.午前中 発生場所 2.施設敷地内(室外・園庭・校庭等)
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発生時の施設・事業体制
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発生時の体制
発生時の体制の一覧表 クラス 7.異年齢構成 人数 43 クラス構成 - 1歳児 11
- 3歳児 12
- 4歳児 11
- 5歳以上 9
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教育・保育等従事者
教育・保育等従事者の一覧表 教育・保育等従事者の人数 7 うち、保育教諭・幼稚園教諭・ 保育士・放課後児童支援員等の 人数 6
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事故にあった子供の状況
事故にあった子供の状況の一覧表 年齢・年代 5歳 性別 男 被害者特記事項 既往症なし。発育や発達状況は問題なし。 -
事故状況
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発生時の状況
発生時の状況の一覧表 事故種別 ぶつかる 発生時の状況 1.屋外活動中 -
事故の転帰
事故の転帰の一覧表 事故の転帰 1.負傷 重傷度 負傷 負傷・傷害内容 2.骨折 負傷・傷害部位 3.体幹(首・胸部・腹部・臀部) 診断名 右鎖骨骨折
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事故発生の要因
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事故誘因
事故誘因の一覧表 事故誘因 8.その他
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事故発生の要因分析
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ソフト面
ソフト面の一覧表 マニュアル有無 1.あり 事故予防研修実施有無 1.定期的に実施 事故予防研修実施頻度 実施頻度(12)回/年 職員配置 2.基準配置 (ソフト面)その他要因・分析、特記事項 日頃から職員が危険予測をしながら保育が出来る様、職員全員で園内研修や過去の事故報告、ヒヤリハット等から学んでいる。今年度も具体的な事例を挙げて危険予測をする園内研修を2回行っている。事故当日は園舎建て替えの工事に伴い園庭が狭くなっており、通常の園庭ではなかった。園庭が狭くなっている事は事前に全職員に周知はしていたが、園庭の変化に伴う安全な遊びの確認と提供ができていなかった。 (ソフト面)改善策 今後も定期的に危険予測の園内研修を行うと共に、それぞれの職員が経験した事故やヒヤリハットを全職員で共有し、知識を得ていく事を続けていく。●月中は、工事に伴い園庭の広さが変化する事が予想される為、随時職員全体に周知すると共に、提供する遊びの安全性も確認していく事を徹底する。 -
ハード面
ハード面の一覧表 施設安全点検実施有無 1.定期的に実施 施設安全点検実施頻度 実施頻度(4)回/年 遊具安全点検実施有無 1.定期的に実施 遊具安全点検実施頻度 実施頻度(296)回/年 玩具安全点検実施有無 1.定期的に実施 玩具安全点検実施頻度 実施頻度(296)回/年 (ハード面)その他要因・分析、特記事項 事故当時、園舎の建て替えに伴う工事の為、園庭が通常よりも狭くなっていた。園庭の環境が変わったばかりであった為、園庭が狭くなっている状況での危険に対する職員の認識が甘かった。 (ハード面)改善策 今後、園舎の建て替えに伴い、園庭をはじめ、園舎等の保育環境が変わる事が予定されている。また、工事のスケジュールに従い、保育環境が日々変わる事も予想される。職員がこの事を踏まえて日々の保育を安全に行えるよう、随時環境の変化を全職員に周知し、安全にできる遊びの提供を考え、確認していく。 -
環境面
環境面の一覧表 教育・保育・育成支援の状況 1.集団活動中・見守りあり (環境面)その他要因・分析、特記事項 新型コロナウイルスの影響で自主的に家庭保育をしている家庭があった為、人数は少なめではあったが、通常より狭くなっている園庭で3クラスが過ごしていた。その中で男性職員が子どもと遊び込む中で、勢いよく走っていたのは危険が伴いやすいと考える。 (環境面)改善策 思い切り走る活動をする場合は、子どもが多くいる狭い園庭ではなく、広いスペースで行う。 -
人的面
人的面の一覧表 対象児の動き [1.いつもどおりの様子であった]いつも通り、元気に過ごしていた。 担当職員の動き [2.対象児の至近で対象児を見ていた]本児と他児数名と一緒にかけっこ遊びをしていた。 他の職員の動き [1.担当者・対象児の動きを見ていた(至近距離にいた)]もう一人の担任と他クラスの職員が近くで担当児の保育をしながら、本児がかけっこ遊びをするのを見ていた。 (人的面)その他要因・分析、特記事項 子どもと遊び込む事は必要な事であるが、今回は子どもの不意な動きに対応できず、子どもを避けたり受け止める事ができなかった為怪我に繋がったと考える。全職員で保育環境と安全に遊びを提供する事の関係を考え確認していくと共に、保育中の危険予測力をつけていく必要がある。 (人的面)改善策 子どもが急に心変わりする事や、不意に大人が予測しないような行動をする可能性がある事を今回の経験から学び、常に危険予測をしながら保育に当たる様、意識付けをする。また、全職員が、今回の事故を踏まえて保育環境と安全に遊びを提供する事の関係を常に考えて確認し、保育に当たるように周知し、意識付けを行っていく。 -
自治体コメント
自治体コメントの一覧表 事故発生の要因分析に係る自治体コメント 事故発生現場の状況確認及び検証について、園関係者とともに行った。事故当日は、園建替の工事に伴い、園庭がが狭くなっており、通常の園庭の広さではなかったことを確認した。今後も、安全な遊びの確認と提供ができるように保育環境の設定について指導した。また、子どもの心の変化や予測不能の行動を想定して保育するよう確認した。
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保有機関情報
保有機関情報の一覧表 保有機関 こども家庭庁 データベース 教育・保育施設等における事故情報データベース 事故ID CSD002_038086 データ提供元データ番号 2021_1393 初回掲載年月日 令和6年3月4日 登録年月日 2026年03月03日 -
類似
類似の一覧表 -
その他
その他の一覧表 取得年月日 2025/03/11