事故情報詳細

  • 概要

    概要の一覧表
    事故概要・災害発生時の状況 午後4時頃から、2階保育室で合同保育を行い、保護者のお迎えを待つ。1大型積木、2木製電車・車のおもちゃ、3お絵かきの3つのコーナーを作って、園児を見守った。当該児童は大型積木のコーナーで遊んでおり、2段重ねた上に立ってふざけていたので保育者Aが注意をした。午後5時30分頃、6名の職員がいたが、おもらしをした3歳児の付き添いに1名、同時にお迎えがあったため2名の保育者がそれに当たった。1名は書類記入作業を行っており、その時点では2名の保育者が見守っている状態であった。しかしながら、当該児が積み木から落ちた瞬間を見た保育者はおらず、泣き声ではじめて気づいた。保育者Aが本人にどうしたのか尋ねたが答えはなく、周りにいた園児から当該児が積み木の上に立っていて転倒したという話を聞く。保育者Aが様子を見たが、腕に特に変わった様子は見られなかった。そこで保育者Aが「積み木の上に乗ったらだめと言ったでしょ」と注意をしたところ、泣き続けたため、保育者Aは「叱られて泣いている」と理解してしまった。「怪我」という認識を持たなかったため、他の保育者への報告も特に行わなかった。その後、保育者Bが泣いている当該児の気持ちを落ち着かせるため、膝の上に座らせていたが、その間、トイレに行って手洗いをしたり、玩具の片付けを行っていたことから、保育者Bも「怪我」とは思わなかった。午後5時50分頃、母親が迎えに来た時に、応対した保育者Bは転倒の事実について報告を受けていなかったため、事故より前に当該児が室内を走って転んだことがあった事実をふまえ、「走っていて転んだ」ということと、「今は叱られて泣いている」という内容を母親に報告した。当該児と母親は玄関を出て自転車に乗ろうとしたところ、当該児が激しく泣いたため、たまたま居合わした施設長が腕の様子を触診したところ「腫れ」を確認した。そのため、すぐに母親に受診を促し、園からは主任保育士を付き添わせ、病院に向かった。
    認可・認可外 1.認可
    施設・事業所種別 6.認可保育所
    • 発生日時場所

      発生日時場所の一覧表
      事故発生年月日 9月
      発生時間帯 8.夕方(16時頃~夕食提供前頃)
      発生場所 1.施設敷地内(室内)
  • 発生時の施設・事業体制

    • 発生時の体制

      発生時の体制の一覧表
      クラス 7.異年齢構成
      人数 13
      クラス構成
      • 0歳児 1
      • 1歳児 2
      • 2歳児 3
      • 3歳児 6
      • 5歳以上 1
    • 教育・保育等従事者

      教育・保育等従事者の一覧表
      教育・保育等従事者の人数 6
      うち、保育教諭・幼稚園教諭・ 保育士・放課後児童支援員等の 人数 5
  • 事故にあった子供の状況

    事故にあった子供の状況の一覧表
    年齢・年代 3歳
    性別
    被害者特記事項
  • 事故状況

    • 発生時の状況

      • AI マークの情報は、AIにより設定された値を示しています。
      発生時の状況の一覧表
      事故種別 AI 落ちる
      発生時の状況 2.室内活動中
    • 事故の転帰

      事故の転帰の一覧表
      事故の転帰 1.負傷
      重傷度 負傷
      負傷・傷害内容 2.骨折
      負傷・傷害部位 4.上肢(腕・手・手指)
      診断名 剥離骨折
  • 事故発生の要因

    • 事故誘因

      事故誘因の一覧表
      事故誘因 1.遊具等からの転落・落下
  • 事故発生の要因分析

    • ソフト面

      ソフト面の一覧表
      マニュアル有無 1.あり
      事故予防研修実施有無 1.定期的に実施
      事故予防研修実施頻度 10
      職員配置 1.基準以上配置
      (ソフト面)その他要因・分析、特記事項 1.「思い込み」が先走ってしまった、2.職員配置数が多いことでかえって散漫になってしまった可能性
      (ソフト面)改善策 1.園児が減っていく時間帯の遊具の使い方を見直す。2.お迎えの対応を1人ずつおこなう、3.小さなことだと思っても報告し情報を保育者で共有する、4.持ち場を離れるときは必ず声掛けをおこなう、5.長泣きしている場合は注意深く視診・触診をおこなう
    • ハード面

      ハード面の一覧表
      施設安全点検実施有無 1.定期的に実施
      施設安全点検実施頻度 1回/日
      遊具安全点検実施有無 1.定期的に実施
      遊具安全点検実施頻度 1回/日
      玩具安全点検実施有無 1.定期的に実施
      玩具安全点検実施頻度 1回/日
      (ハード面)その他要因・分析、特記事項 1.普段2歳児が使わない遊具で興味を誘ってしまった、2.該当遊具は重ねられ高くすることができた
      (ハード面)改善策 遊具単体の点検ではなく、遊具同士の組合せでどのような危険が発生するかを検証することが必要
    • 環境面

      環境面の一覧表
      教育・保育・育成支援の状況 1.集団活動中・見守りあり
      (環境面)その他要因・分析、特記事項 お迎え対応、おもらし対応で見守りが不足し死角ができた
      (環境面)改善策 職員間で声掛けなどの対応が必要
    • 人的面

      人的面の一覧表
      対象児の動き [4.具合が悪かった(熱発・腹痛・風邪気味等理由を記載)]特に具合悪い状態はなかった
      担当職員の動き [3.対象児から離れたところで対象児を見ていた]お迎えの対応で対象園児から目をはなしていた。
      他の職員の動き [2.担当者・対象児の動きを見ていなかった]トイレやお迎えなどで一時的に人員が少なくなったことに対して注意がいきわたっていなかった。
      (人的面)その他要因・分析、特記事項 一時的に人員が少なくなった場合に職員同士での声掛けが足りなかったのでは
      (人的面)改善策 一時的に人員が少なることは起こりうるので職員間同士の声掛けを徹底する
    • 自治体コメント

      自治体コメントの一覧表
      事故発生の要因分析に係る自治体コメント 平成29年●月に開園し、保育の体制も落ち着かない日々が継続していた状況の 中、クラスの保育終了後の延長保育開始前までの時間帯に事故が起きた。要因のひとつとして、3~5歳児のワンフロア保育室(117.91㎡)の広いスペースの中で0~5歳児の異年齢合同保育で、いくつものコーナー遊びを設定していたこと。低年齢の子どものお漏らし対応、保護者対応等が重なり、大型ブロックのコー ナーに保育士が不在となり、危険な行動への指導やフォローができず、事故が起きた。さらにもうひとつの要因として、保育と保護者対応と報告の体制が取れていなかったこと。報告・連絡体制の不備により、保護者へも負傷したことを伝えられていなかったことも重大なミスである。今後は、この時間帯の保育体制の再整備、遊び内容の工夫、広い保育室の環境設定を検討し、安全・安心の保育環境を整備し、継続できるよう指導した。●月●日●時に保育現場を訪問し、改善を確認した。この時間帯から1階の0~2歳児保育室を使用していくとのこと。今後も巡回支援の中で確認していく。
  • 保有機関情報

    保有機関情報の一覧表
    保有機関 こども家庭庁
    データベース 教育・保育施設等における事故情報データベース
    事故ID CSD002_043972
    データ提供元データ番号 2017_366
    初回掲載年月日 平成30年3月30日
    登録年月日 2026年03月03日
  • 類似

    類似の一覧表
  • その他

    その他の一覧表
    取得年月日 2025/05/19