事故情報詳細
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概要
概要の一覧表 事故概要・災害発生時の状況 10:10 園庭でサッカーをしていた。4対4で夢中になってボールを追いかける中で、本児が友達の足に引っ掛かり二人とも転倒する。手は着いたものの勢いがあったため、そのまま前のめりに倒れ込む。起き上がると、右肘の痛みを訴えたため、園舎に戻り、看護師も呼び様子を見てもらう。肘をあげたり、曲げたりはできたが痛みを訴えたため、母親に連絡を取り迎えに来てもらう。母親が来るまでの間、保冷剤で冷やして見ていたところ、少し腫れてきたようにも見えたが、「さっきより痛くない」と言う。 10:55 母親が迎えに来たので、状況を説明し状態も見てもらうと、少し様子を見たいという事で降園する。 14:20 整形外科を受診したところ、右肘の捻挫、全治一週間と診断され、湿布をして帰宅したと連絡を受ける。 【6月●日】 腫れが引かないため、別の整形外科で再受診する。断層検査で骨折と診断されギブスを装着してきたと電話連絡を受ける。 【6月●日】 最初の整形外科で受診したところ、骨はくっついていないが、離れている間隔が2mmなので(2mm以上であれば手術が必要)ピンで留める手術はせずギブスで6週間固定し、自然治癒を待つことにする。病名は「上腕外顆骨折」と言われたと電話連絡を受ける。 【6月●日】 レントゲン撮影があるという事で、園からも補佐と担任が同行、画像を一緒に見せてもらう。 【7月●日】 レントゲンのことで話があるためすぐに来てほしいと電話があり、行ったところ骨の付き方が悪いため、別の病院で受診してみるよう紹介されたと連絡を受ける。 【7月●日】 紹介された病院で受診したところ、やはり離れた骨が所定の場所からズレている。子どもの場合はズレたままくっついてしまうと、腕がまっすぐに伸ばせなくなることもあるため、手術が必要だろうと言われたが、そこでは手術できないという事で、別の整形外科を紹介されたと連絡を受ける。そのまま整形外科へ行き受診すると、MRIを撮ろうとするが、自力で腕を伸ばせずブロック注射をして撮影する。当医院で手術をしてもよいが、4週間ギブスで固定してしまったことにより、離れた骨をずらしずらい箇所があり、正常な位置に戻しにくい状態になっている。早く手術を受けた方がよいのだが、ここには小児科がないため麻酔のこともあり、全部の条件が揃っていない状態での手術はできないと断られ、大学病院を紹介されたと連絡を受ける。 【7月●日】 整形外科より、CTとMRIのデータをもらい大学病院で受診する。やはりズレているため手術は必要だが、子どもの場合は、手の専門医がいないためここではできないと断られ、手の専門医がいる病院を紹介されたと連絡を受ける。 【7月●日】 病院を受診すると、手術をしてくれることになったと連絡を受ける。 【7月●日】 入院、翌日の9時から全身麻酔で手術をする。手術自体はうまくいったが、治っても成長障害が残る可能性があり、10~15年は様子を見ていかなくてはいけないと言われたと連絡を受ける。 【7月●日】退院 認可・認可外 1.認可 施設・事業所種別 1.幼保連携型認定こども園 -
発生日時場所
発生日時場所の一覧表 事故発生年月日 6月 発生時間帯 1.朝(始業~午前10時頃) 発生場所 2.施設敷地内(室外・園庭・校庭等)
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発生時の施設・事業体制
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発生時の体制
発生時の体制の一覧表 クラス 6.5歳以上児クラス 人数 60 クラス構成 -
教育・保育等従事者
教育・保育等従事者の一覧表 教育・保育等従事者の人数 4 うち、保育教諭・幼稚園教諭・ 保育士・放課後児童支援員等の 人数 3
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事故にあった子供の状況
事故にあった子供の状況の一覧表 年齢・年代 5歳 性別 男 被害者特記事項 ― -
事故状況
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発生時の状況
発生時の状況の一覧表 事故種別 ころぶ 発生時の状況 1.屋外活動中 -
事故の転帰
事故の転帰の一覧表 事故の転帰 1.負傷 死因 0.負傷 重傷度 負傷 負傷・傷害内容 2.骨折 負傷・傷害部位 4.上肢(腕・手・手指) 診断名 上腕外顆骨折
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事故発生の要因
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事故誘因
事故誘因の一覧表 事故誘因 3.子ども同士の衝突によるもの
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事故発生の要因分析
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ソフト面
ソフト面の一覧表 マニュアル有無 1.あり 事故予防研修実施有無 1.定期的に実施 事故予防研修実施頻度 3 職員配置 2.基準配置 (ソフト面)その他要因・分析、特記事項 園庭でのサッカー遊びの中で園児の転倒は今までもあったが、このような大きなケガに繋がるようなことはなかったため、予測していなかった。サッカー遊びでの事故の発生に対する意識と配慮が足りなかった。 (ソフト面)改善策 ルールのある遊びの中でも、子ども同士の衝突によりこのように大きなケガに繋がるという意識を持って、保育に当たる。 -
ハード面
ハード面の一覧表 施設安全点検実施有無 1.定期的に実施 施設安全点検実施頻度 12 遊具安全点検実施有無 1.定期的に実施 遊具安全点検実施頻度 12 玩具安全点検実施有無 1.定期的に実施 玩具安全点検実施頻度 300 (ハード面)その他要因・分析、特記事項 事故発生当日の園庭は晴天続きで濡れておらず、草刈りも済んでいたためサッカー遊びには適していると思われた。 (ハード面)改善策 今後も草刈り等の園庭の整備に努め、事故の要因となりうる危険を排除し、使用にあたり危険があると判断した場合は園庭を使用しない。 -
環境面
環境面の一覧表 教育・保育・育成支援の状況 1.集団活動中・見守りあり (環境面)その他要因・分析、特記事項 サッカーのボールを追いかけ回る楽しさを優先し、衝突の危険性についての配慮が足りなかった。 (環境面)改善策 子ども達に対して、事前にルールの再確認をすると共に、衝突する危険もある遊びであることも知らせ、注意を促す。 -
人的面
人的面の一覧表 対象児の動き [1.いつもどおりの様子であった]体調に異常は見られず、自らサッカーに参加積極的にボールを追いかけていた。 担当職員の動き [2.対象児の至近で対象児を見ていた]サッカーコーナーに付き、子どもの流れに合わせて一緒に移動し、子ども達の動きを把握していたが、対象児が転倒するのが一瞬だったため防ぐことができなかった。 他の職員の動き [2.担当者・対象児の動きを見ていなかった]園庭が広いため、各コーナーで担当園児を見ていると、他のコーナーで遊んでいる園児にまで目が行き届かなかったが、担当保育教諭が子ども達について一緒に動いていることは、分かっていた。 (人的面)その他要因・分析、特記事項 ちょうど4対4で遊んでいたため、ゲームとしての楽しさを保障しようとして、中には入らず外側を一緒に走っていた。 (人的面)改善策 夢中になるあまり、子ども達がボールに集中し過ぎる場合は、保育者もゲームの中に入りボールを回すなどして、衝突を回避する対応をとる。 -
自治体コメント
自治体コメントの一覧表 事故発生の要因分析に係る自治体コメント 施設職員が事故防止及び事故発生時の対応について共通意識を持ち、園内外における事故の要因となりうる危険箇所の排除や活動内容の見直し・検証を日々の保育業務で徹底し、事故の発生防止に努めていただきたい。
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保有機関情報
保有機関情報の一覧表 保有機関 こども家庭庁 データベース 教育・保育施設等における事故情報データベース 事故ID CSD002_032547 データ提供元データ番号 2018_146 初回掲載年月日 平成30年9月28日 登録年月日 2026年03月03日 -
類似
類似の一覧表 -
その他
その他の一覧表 取得年月日 2025/03/11