事故情報詳細
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概要
概要の一覧表 事故概要・災害発生時の状況 土曜保育において1歳から5歳までの児童を合同で保育していた。室内はいくつかのエリアに分けられており、棚等の支障物によって緩やかに区切られていたものの、相互に行き来が可能な状態にあった。5歳児3名が車や電車等の玩具のあるエリアで遊んでおり、そのうちの1名である5歳児が飛行機の玩具で遊んでいた。職員より、当該エリア内で座って遊ぶよう声を掛けるが、立ったまま飛行機を飛ばすような動作をして遊んでいた。教室内には2名の職員がおり、1名は児童の近くで保育にあたり、1名は教室隅のロッカー付近で児童を見守りながら記録をとっており、1名は一時的に職員室で別の作業にあたっていた。対象児は、車や電車等の玩具のあるエリアの隣に位置するブロック等の玩具のあるエリアにおいて、立った状態で行ったり来たりしていた。そこに、上記5歳児が立って飛行機の玩具を飛ばすような動作をして対象児のいるエリアに立ち入り、そこで対象児とすれ違い時にぶつかってしまった。職員は、対象児の背中側(上記5歳男児の正面側)からその一部始終を見ていたものの、突然の出来事であったため、未然に防ぐことができなかった。対象児は、上記5歳児とぶつかって泣き出し、職員2名は急いで対象児の状態を確認し、そこに残りの職員1名も職員室から教室に戻ってきた。対象児の背中側から見ていた職員は、当初、対象児の受傷部位がわからなかったものの、対象児が「目が痛い」と訴えたことで、対象児の左目が充血していることを確認し、飛行機の玩具の一部が対象児の左目に当たったことが推認された。職員は、直ちに土曜午後に受診できる医療機関を探して電話連絡をするとともに、保護者に電話にて連絡をした。職員が対象児を病院に連れて行き、対象児が受診した。当初の担当医の診断では「軽傷であるため目薬をして様子を見るべき」と伝えられたものの、引率職員から精密検査を申し出て、瞳孔を開く検査を実施することとなった。 認可・認可外 1.認可 施設・事業所種別 1.幼保連携型認定こども園 -
発生日時場所
発生日時場所の一覧表 事故発生年月日 11月 発生時間帯 8.夕方(16時頃~夕食提供前頃) 発生場所 1.施設敷地内(室内)
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発生時の施設・事業体制
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発生時の体制
発生時の体制の一覧表 クラス 7.異年齢構成 人数 19 クラス構成 - 1歳児 2
- 2歳児 6
- 3歳児 1
- 4歳児 5
- 5歳以上 5
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教育・保育等従事者
教育・保育等従事者の一覧表 教育・保育等従事者の人数 3 うち、保育教諭・幼稚園教諭・ 保育士・放課後児童支援員等の 人数 3
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事故にあった子供の状況
事故にあった子供の状況の一覧表 年齢・年代 2歳 性別 男 -
事故状況
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発生時の状況
発生時の状況の一覧表 事故種別 ぶつかる 発生時の状況 2.室内活動中 -
事故の転帰
事故の転帰の一覧表 事故の転帰 1.負傷 死因 0.負傷 重傷度 負傷 負傷・傷害内容 4.創傷(切創・裂創等) 負傷・傷害部位 2.顔面(口腔内含む) 診断名 左目眼球角膜損傷
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事故発生の要因
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事故誘因
事故誘因の一覧表 事故誘因 5.他児から危害を加えられたもの
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事故発生の要因分析
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ソフト面
ソフト面の一覧表 マニュアル有無 1.あり 事故予防研修実施有無 1.定期的に実施 事故予防研修実施頻度 1 職員配置 2.基準配置 (ソフト面)その他要因・分析、特記事項 異年齢の児童を合同にて保育していた (ソフト面)改善策 事故当時、担当職員は、事故の一部始終を近くから見ており(突然の出来事であったため未然に事故を防ぐことはできなかった)、事故後も直ちに医療機関への受診、関係者への連絡等の対応をとっていることから、職員配置及び事故対応には大きな問題はなかったものと思われる。 しかしながら、異年齢の児童を合同にて保育する場合には、今回のような事故が生じる危険があることを踏まえ、次のような改善策を実施する。 ・玩具が子ども達が遊んでいるうちに、色々な種類が混ざってしまっていた、遊ぶ場所ごとに玩具をきちんと決めるようにし、玩具の混入が無い様に徹底する ・年齢にあった玩具を提供する ・玩具、遊びコーナーごとに職員を配置する ・玩具を持って走り回らない様に遊び方の指導を徹底する ・0~2歳児・3~5歳児で遊びのスペースをきちんと分ける ・異年齢との関わりも大切にしつつ遊び方をしっかりと見守る、配置する ・園児の様子をよく観察し、遊びに飽きてきたタイミングで、絵本や玩具の切り替えを行う ・職員間で声かけを徹底する -
ハード面
ハード面の一覧表 施設安全点検実施有無 1.定期的に実施 施設安全点検実施頻度 12 遊具安全点検実施有無 1.定期的に実施 遊具安全点検実施頻度 12 玩具安全点検実施有無 1.定期的に実施 玩具安全点検実施頻度 12 (ハード面)その他要因・分析、特記事項 異年齢の児童を1つの教室で合同にて保育していた (ハード面)改善策 異年齢の児童を1つの教室で合同にて保育することはしばしば行われており、縦割り保育は児童の健全な発達に資するものと考えられ、直ちに禁止されるべきものではない。 しかしながら、異年齢の児童を1つの教室で合同にて保育する場合には、今回のような事故が生じる危険があることを踏まえ、次のような改善策を実施する。 ・クッション性の衝立をつかい空間を分ける工夫を行う -
環境面
環境面の一覧表 教育・保育・育成支援の状況 1.集団活動中・見守りあり (環境面)その他要因・分析、特記事項 異年齢の児童が複数のエリアに分けられて遊んでいたが、相互に行き来をすることが可能であった。 (環境面)改善策 上記のとおり異年齢の児童を1つの教室で合同で保育する場合、必ずしも厳密にエリアを分けて相互に行き来することを禁止すべきではないと思われるものの、異年齢の児童を1つの教室で合同にて保育する場合には、今回のような事故が生じる危険があることを踏まえ、次のような改善策を実施する。 ・各遊びコーナーの中でも3歳未満児・3歳以上児に分けてコーナーを衝立等で仕切る ・座って遊ぶスペース、歩き回れるスペースをそれぞれ確保する ・遊ぶスペースをマット等で見てすぐにわかるように仕切る -
人的面
人的面の一覧表 対象児の動き [1.いつもどおりの様子であった]色々な事に興味関心を示し、姉もいることから年上の園児にも自らかかわろうとする姿が見られる 担当職員の動き [2.対象児の至近で対象児を見ていた]他の子どもたちと接しながら遊びを促している職員や、対象者や接触者の動きを把握している職員もいたが、一瞬の出来事で防ぐことができなかった。 他の職員の動き [1.担当者・対象児の動きを見ていた(至近距離にいた)]降園準備(持ち帰りの荷物の整理等)をしている職員がいた (人的面)その他要因・分析、特記事項 降園の時間帯においては、荷物点検や保護者対応等の必要性もあった (人的面)改善策 保育者が降園時に保護者とのコミュニケーションをとることもより良い保育を行うために必要であるものの、それによって児童の危機管理が疎かになることは回避しなければならないことから、次のような改善策を実施する。 ・保育が行われている空間内に職員がいるだけでなく、特に登降園等のタイミングには、自らの必要な活動を伝える職員間の声かけを徹底する ・合同保育を行うにあたり子ども達にしっかりと話をし、落ち着かせてから合流する -
自治体コメント
自治体コメントの一覧表 事故発生の要因分析に係る自治体コメント 該当園にて次の点について確認した。 ・事故発生時の保育室の状況は、遊びにより区分けをされていたが、行き来はできる状態であり、遊びの興味や体力的にも異なる児童が同じ空間で遊んでいた。目を傷つけた飛行機の遊具の形状がその場に不適切であった。 事故後、保育の仕方を検討し改善、遊具についても整えたことを園長から聞き取る。
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保有機関情報
保有機関情報の一覧表 保有機関 こども家庭庁 データベース 教育・保育施設等における事故情報データベース 事故ID CSD002_033255 データ提供元データ番号 2018_854 初回掲載年月日 令和3年5月12日 登録年月日 2026年03月03日 -
類似
類似の一覧表 -
その他
その他の一覧表 取得年月日 2025/03/11