事故情報詳細
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概要
概要の一覧表 事故概要・災害発生時の状況 17:40 ホールで3歳児~5歳児の異年齢で保育をおこなっていたが、延長保育を行うクラスへ移動するため、ホールにいた園児全員で玩具の片付けを行っていた。ホールにいた園児は、3歳~5歳児、14名程度で、遅番の常勤保育士1名と非常勤保育補助1名の合計2名で園児をみていた。 17:45 常勤保育士は保護者対応を行っており、非常勤保育補助1名は子どもと一緒に片付けを行っていた。全体的に落ち着きのない様子であった。本児は他の同じクラスの男児と共に、ホール内にある高さ40センチほどの舞台の上で遊んでいたところ、同じクラスの男児によって後ろから抱えられ押されて、舞台の上から前のめりに転落。泣いていた本児に気が付いた常勤の保育士から事務所に連絡があった。 17:50 事務所にいた園長、事務長、指導員と共に本児の状態を確認した。右腕関節あたりがはれており、激しく泣く。左手で右腕を押さえて少しでも右腕を動かすことを嫌がっていたため、病院受診を決めた。保護者に連絡し、病院を探したが、かかりつけ医は時間外であったので、A整形外科に連絡し、受診が可能かどうかの確認を行ったところ受け入れ可能とのことであった。 18:15 車で、園長、事務長、園児の3名で●●整形外科に向かった。 18:40 ●●整形外科到着。2枚のレントゲンをとった後、診察となった。本児の保護者Aがレントゲン撮影時に到着し、本児の保護者Bは医師の診察時には到着した。診断では、右肘の関節の上を骨折しているとのことで全治2~3か月、今後腫れと痛みが出ること、骨がくっつくまでは腕を動かさないように注意が必要であるとのお話があった。また、通院が長くなるため、翌日にかかりつけ医を受診するように勧められた。その後ギブスをつけてもらい診察は終わった。 20:00 病院で本児と保護者に改めて謝罪し、本児と保護者を見送った。 認可・認可外 1.認可 施設・事業所種別 6.認可保育所 -
発生日時場所
発生日時場所の一覧表 事故発生年月日 12月 発生時間帯 8.夕方(16時頃~夕食提供前頃) 発生場所 1.施設敷地内(室内)
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発生時の施設・事業体制
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発生時の体制
発生時の体制の一覧表 クラス 7.異年齢構成 人数 14 クラス構成 - 0歳児 0
- 1歳児 0
- 2歳児 0
- 3歳児 5
- 4歳児 5
- 5歳以上 4
- 学童 0
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教育・保育等従事者
教育・保育等従事者の一覧表 教育・保育等従事者の人数 2 うち、保育教諭・幼稚園教諭・ 保育士・放課後児童支援員等の 人数 1
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事故にあった子供の状況
事故にあった子供の状況の一覧表 年齢・年代 3歳 性別 男 被害者特記事項 特になし -
事故状況
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発生時の状況
発生時の状況の一覧表 事故種別 落ちる 発生時の状況 2.室内活動中 -
事故の転帰
事故の転帰の一覧表 事故の転帰 1.負傷 重傷度 負傷 負傷・傷害内容 2.骨折 負傷・傷害部位 4.上肢(腕・手・手指) 診断名 右上腕顆上骨折
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事故発生の要因
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事故誘因
事故誘因の一覧表 事故誘因 8.その他
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事故発生の要因分析
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ソフト面
ソフト面の一覧表 マニュアル有無 1.あり 事故予防研修実施有無 2.不定期に実施 事故予防研修実施頻度 実施頻度( 12 )回/年 職員配置 2.基準配置 (ソフト面)その他要因・分析、特記事項 事故が発生した17:30~18:00の時間帯は保護者の迎えが多い時間帯である。事故当日のその時点では迎えの保護者に常勤保育士が立って対応していた。事故が発生した場所(舞台)には背を向けており、子どもの状況の変化に瞬時に気づかず、舞台下に落ちた後、泣いたことにより気づいた。さらに、保育補助者を配置していたが、子どもと共に玩具の片づけをしており、全体の子どもを把握するという認識はしていなかった。保育補助者の役割も不明確であった。 (ソフト面)改善策 17時15分から18時までの遅番保育の職員体制を見直す。常勤保育士と保育士資格のある保育士の配置を徹底する。保育補助者は役割(遊具・玩具・荷物・テーブルなど整理整頓し、保育室の安全を保つ等)を明確にし、認識をする。保護者の迎えの時の対応は、保護者は必要な程度とし、連絡帳やお知らせボードにて伝えることとし、個別面談等、保護者としっかりと連携を取れる体制を整備する。子どもたちが安全に過ごし延長保育の保育室への移動がスムーズにできる活動を実施し、全体を把握する保育士と保護者への引き渡しをする保育士と役割を明確にする。 -
ハード面
ハード面の一覧表 施設安全点検実施有無 1.定期的に実施 施設安全点検実施頻度 実施頻度( 18 )回/年 遊具安全点検実施有無 1.定期的に実施 遊具安全点検実施頻度 実施頻度(12)回/年 玩具安全点検実施有無 1.定期的に実施 玩具安全点検実施頻度 実施頻度(12)回/年 (ハード面)その他要因・分析、特記事項 遅番の時間帯に使用する保育室として、子どもたちの安全な生活の場の環境の観点から、事故が発生した場面は、15時から18時までの3時間の経過のなかで、遊びの工夫ができていなかった。おやつのあとに机上での活動も終わり、机のみが部屋にあり、舞台前の空いたスペースに、シートを2枚敷いたうえでブロック遊びをしていた。片付けをする頃から舞台の上に子どもたちが数名登り、互いにじゃれ合うようになっていった。 (ハード面)改善策 おやつから遅番の時間帯に使用する保育室の環境において、安全な遊びの環境を設定できるよう、子どもの動線に応じた遊びの場と、時間の流れと共にマンネリ化しない遊びの内容の工夫、保護者の迎えから降園がスムーズにできる工夫を検討した。 -
環境面
環境面の一覧表 教育・保育・育成支援の状況 7.その他 (環境面)その他要因・分析、特記事項 高さ40センチある舞台を使った活動や自由に行き来しやすい環境を作らないようにする。 (環境面)改善策 舞台の上での活動は基本的に行わない。舞台の上は絵本を読むスペースとして仕切りで覆い、舞台上の活動の際には仕切りの中で遊ぶこととすることにする。 -
人的面
人的面の一覧表 対象児の動き [3.いつもより活発で活動的であった(理由を記載)] 一日を通して落ち着いて過ごせることが多いが事故当日は気持ちが高揚し、 舞台の上に上がったり下りたり、友だちと押し合ったり、、身体をくっつけて遊んでいる様子が見られた。 担当職員の動き [4.対象児の動きを見ていなかった] 保育士は保護者対応中で子どもたちの動きに視線が向けられていなかった。 他の職員の動き [2.担当者・対象児の動きを見ていなかった] 保育補助者は、子どもたちの中に入って片づけをしていた。保護者対応をしている担当保育士の状況を察知して、全体の子どもの様子を見ることができていなかった。 (人的面)その他要因・分析、特記事項 保育補助者以外の保育士の配置はしていなかった。 (人的面)改善策 保育士の基準配置以上に配置が必要な場合があるため、保育士1名と保育補助1名の配置ではなく保育士2名の配置をできるだけ行う。 -
自治体コメント
自治体コメントの一覧表 事故発生の要因分析に係る自治体コメント 事故当時の保育士の配置について、園全体としては配置されていたが、事故が発生した幼児クラスでの体制に問題があった。現場確認の際に、1遊びの環境設定の不備2保育者の保育全体把握の欠如3保護者対応により児童の把握が疎かになったことについて指摘し、事故発生時のVTRより、振り返り、要因を挙げ、園内事故委員会で分析、改善策を検討すること、さらに園全体に周知することを指導した。今後は改善策に基づき、安全な保育体制の下、実施していることを確認することとする。第2報の提出が大幅に遅滞した理由として、指導後、改善に至るまでの対策検討と書類作成に時間を要したためである。この点についても厳重注意している。
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保有機関情報
保有機関情報の一覧表 保有機関 こども家庭庁 データベース 教育・保育施設等における事故情報データベース 事故ID CSD002_034790 データ提供元データ番号 2019_1216 初回掲載年月日 令和3年9月30日 登録年月日 2026年03月03日 -
類似
類似の一覧表 -
その他
その他の一覧表 取得年月日 2025/03/11