事故情報詳細
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概要
概要の一覧表 事故概要・災害発生時の状況 午後2時20分頃、本児が園庭の砂場の中で走った際、砂場でスコップを使い穴を掘っていた他児のそのスコップの柄が本児に当たり、本児が砂場で転倒した。本児はすぐに左腕の痛みを近くにいた保育者に訴えた。保育者はすぐに本児を職員室に連れて行った。職員室にて園長等複数職員と看護師で左腕の様子を確認したところ、本児は痛みが強く泣いており、左肘付近の変形も確認できたことから、受診が必要と判断した。 14:26 少しでも左腕を動かすと痛みがあり、救急車での対応が必要と判断。保護者連絡と合わせて救急車を依頼した。 14:35 救急車が園に到着。副園長が同伴してA病院へ搬送。 14:45 A病院到着。 15:15 父親が合流。救急外来にて左腕のレントゲン撮影とシーネ固定を受けた。医師より『骨折している治療に麻酔が必要であるが、A病院では対応できない。B医療センターに治療を受けてもらう。』と説明があった。 16:00 本児とA病院医師、副園長が救急車に乗り、父親は自家用車にてB医療センターへ向かった。 16:12 B医療センターに救急車が到着し、午後4時32分、点滴用のルート確保された。 16:45 母親が合流。 16:52 B医療センターの医師より説明があり、『開放骨折に準ずる左上腕骨顆上骨折。手術にて骨をピンて固定する。術中の判断により、洗浄などの追加処置を行うこともある。左手のしびれが元に戻るかなど、血管や神経の状態が心配される。経過によっては、再手術となる場合もある。入院期間は2泊3日~1週間程度になる予定。』とのことであった。(途中から園長も説明を聞いた) 17:30 手術が始まった。 20:02 本児が眠った状態で手術室から出てきた。医師より「1回目のピン固定は不安定であったため、再度ピン固定を行った。骨がズレており、危うく皮膚を突き破ってしまうような状態であった。退院は来週明け頃になる予定。6週間のギプス固定後、ピンを麻酔なしで抜き取る予定。』とのことであった。 20:30 母親は本児に付き添い、父親と園長、副園長は病院をあとにした。 【●月●日】 園長から母親へ電話連絡。母から本児の様子について『指先は動かせる。昨夜は叫ぶこともあった。痛みが強く、点滴と内服の痛み止めを使用している。あまり眠れていない。食事は食べられている。水分も昨夜から許可が出て飲んでいる。紙パンツ対応になっているが、布パンツに履き替えてトイレに行くこともある。右手から点滴を入れていることもあり、両手が使えない状態。今夜も付き添う予定であるが、明日は出勤しなければならないため、病院を離れる。来週の月曜日か火曜日にはギプス固定になる予定。』とのことであった。 【●月●日】左腕にギプス装着 【●月●日】午前中に退院 【●月●日】受診(問診・レントゲン撮影・ギプスのまき直し) 【●月●日】本児に母親が付き添いして登園開始(午前のみ母親付き添いで過ごす) 【●月●日】受診(問診・レントゲン撮影など)次回の受診時に、一旦ギプスを外し、レントゲン撮影など行う。再度ギプス固定するかシーネ固定にするかは経過を見て判断する予定。 【●月●日】受診 肘の固定していたピンを外し、レントゲン撮影など経過観察を受けた。ギプス固定からギプスの下半分と包帯を使用してL字固定に変更された。次回の受診時に、左肘の可動域等を評価して今後のリハビリについて検討していくこととなった。 【●月●日】受診(問診・レントゲン・固定は終了)骨の形成は順調、左腕の可動域を拡大するために、日常生活動作を普段通りに行うことや、自宅でリハビリ(肘を固定し、前腕の回旋運動や肘の曲げ伸ばし)を毎日行うよう指導があった。上腕骨に少し出っ張り部分があり、今後屈曲などで痛みが出ないか経過をみる。左肘に大きな加重がある動き(跳び箱など)以外は運動制限なし。次回は、●月●日受診予定(診察(可動域などの確認)、レントゲンなし)。その後の受診は1回/3、4週間で経過観察になる予定。 【●月●日】受診(問診)医師より経過良好、肘の可動域(特に屈曲と伸展)は継続して自宅でリハビリ継続するようにとのことであった。 【●月●日】受診(問診とレントゲン)にて、医師より「骨はしっかりできてきている。肘の屈伸はあと少しリハビリが必要(あと15度程度)。家族が補助して可動域を広げていくよう指導があった。ギプス固定していた辺りの皮膚の掻痒感が継続しており、ヒルロイドローションを処方されている。経過観察のため、次回●月●日受診予定。 認可・認可外 1.認可 施設・事業所種別 6.認可保育所 -
発生日時場所
発生日時場所の一覧表 事故発生年月日 3月 発生時間帯 7.午後 発生場所 2.施設敷地内(室外・園庭・校庭等)
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発生時の施設・事業体制
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発生時の体制
発生時の体制の一覧表 クラス 7.異年齢構成 人数 120 クラス構成 - 0歳児 0
- 1歳児 0
- 2歳児 0
- 3歳児 38
- 4歳児 46
- 5歳以上 36
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教育・保育等従事者
教育・保育等従事者の一覧表 教育・保育等従事者の人数 9 うち、保育教諭・幼稚園教諭・ 保育士・放課後児童支援員等の 人数 9
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事故にあった子供の状況
事故にあった子供の状況の一覧表 年齢・年代 5歳 性別 女 -
事故状況
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発生時の状況
発生時の状況の一覧表 事故種別 ころぶ 発生時の状況 1.屋外活動中 -
事故の転帰
事故の転帰の一覧表 事故の転帰 1.負傷 重傷度 負傷 負傷・傷害内容 2.骨折 負傷・傷害部位 4.上肢(腕・手・手指) 診断名 開放骨折に準する左上腕骨顆上骨折
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事故発生の要因
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事故誘因
事故誘因の一覧表 事故誘因 2.自らの転倒・衝突によるもの
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事故発生の要因分析
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ソフト面
ソフト面の一覧表 マニュアル有無 1.あり 事故予防研修実施有無 2.不定期に実施 事故予防研修実施頻度 実施頻度(2)回/年 職員配置 2.基準配置 (ソフト面)その他要因・分析、特記事項 特になし (ソフト面)改善策 特になし -
ハード面
ハード面の一覧表 施設安全点検実施有無 1.定期的に実施 施設安全点検実施頻度 実施頻度(24)回/年 遊具安全点検実施有無 1.定期的に実施 遊具安全点検実施頻度 実施頻度(24)回/年 玩具安全点検実施有無 1.定期的に実施 玩具安全点検実施頻度 実施頻度(290)回/年 (ハード面)その他要因・分析、特記事項 他児が砂遊びをしている、不安定な砂場の中で走ったためと考える (ハード面)改善策 園庭での遊び方について、再度こども達に指導する -
環境面
環境面の一覧表 教育・保育・育成支援の状況 1.集団活動中・見守りあり (環境面)その他要因・分析、特記事項 複数のクラスの子どもたちが過ごす中であった為、子どもの動きの予測がが不足していたと考える。 (環境面)改善策 園庭での遊び方について、再度こども達に指導する -
人的面
人的面の一覧表 対象児の動き [1.いつもどおりの様子であった] 担当職員の動き [4.対象児の動きを見ていなかった] 怪我をする少し前には本児の側にいたが、他児とかかわるため砂場から離れたため、事故の瞬間の動きを見ることができなかった。 他の職員の動き [2.担当者・対象児の動きを見ていなかった] 他の園児にかかわっていた。 (人的面)改善策 園児に対する職員の人数は十分であったと思われるが、一人一人の動きを十分予測し保育にあたる。 -
自治体コメント
自治体コメントの一覧表 事故発生の要因分析に係る自治体コメント ・午後の保育時間中の事故で、クラス保育時間とはいえ保育形態としては自由遊び中でもあり、園庭活動においては特に安全面と職員配置については十分配慮していく必要がある。また、今回の事故は、砂場に職員はいたものの、園児対応で少し砂場を離れた時間帯に発生している状況である。これらのことを踏まえて、遊び時間帯や状況に応じて、適切な職員の配置を行い、危険箇所の再確認と園内の安全対策、職員体制について見直しと改善を図るように伝えた。
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保有機関情報
保有機関情報の一覧表 保有機関 こども家庭庁 データベース 教育・保育施設等における事故情報データベース 事故ID CSD002_037299 データ提供元データ番号 2021_606 初回掲載年月日 令和4年3月16日 登録年月日 2026年03月03日 -
類似
類似の一覧表 -
その他
その他の一覧表 取得年月日 2025/03/11