事故情報詳細

  • 概要

    概要の一覧表
    事故概要・災害発生時の状況 本児は元気に登所し普段通り過ごしていた。4歳児クラスはおやつの後16時ごろより、園庭で遊んだ。本児は鉄棒(高さ90㎝)で燕のポーズをしていた。その様子を見ていた友だちも「鉄棒したい」と一緒に始めたところ、本児が「こうやるんだよ」と見本を見せようとした。鉄棒をつかんで跳びあがり腕で体重を支えようとしたが支えきれずに顔面から落下し受傷した。上顎右Aの付け根より出血し動揺はわずかにあるように感じた。おでこと鼻の下に擦り傷、下唇の内側に噛み傷を認めた。1年半前に保育中の怪我で外傷性亜脱臼の既往があり受診の必要性を感じ、保護者と相談し、かかりつけに翌日受診することを決めた。(受傷当日は休診日だった)翌日受診しレントゲン検査にて2か月前のレントゲンと変わりがないことから固定は必要ない。ただし3か月間経過を追う必要があるとのことで1か月後の再診予約となった。 【第2報】 1か月後再診した。特に変化はなく、1か月後に経過観察のための再診の指示があった。 
    認可・認可外 1.認可
    施設・事業所種別 6.認可保育所
    • 発生日時場所

      発生日時場所の一覧表
      事故発生年月日 2月
      発生時間帯 8.夕方(16時頃~夕食提供前頃)
      発生場所 2.施設敷地内(室外・園庭・校庭等)
  • 発生時の施設・事業体制

    • 発生時の体制

      発生時の体制の一覧表
      クラス 7.異年齢構成
      人数 41
      クラス構成
      • 4歳児 22
      • 5歳以上 19
    • 教育・保育等従事者

      教育・保育等従事者の一覧表
      教育・保育等従事者の人数 2
      うち、保育教諭・幼稚園教諭・ 保育士・放課後児童支援員等の 人数 2
  • 事故にあった子供の状況

    事故にあった子供の状況の一覧表
    年齢・年代 5歳
    性別
    被害者特記事項 以前、保育中に転倒し上顎左右のAをぶつけ亜脱臼と診断され歯科通院歴(3か月経過観察)があった。
  • 事故状況

    • 発生時の状況

      • AI マークの情報は、AIにより設定された値を示しています。
      発生時の状況の一覧表
      事故種別 AI 落ちる
      発生時の状況 1.屋外活動中
    • 事故の転帰

      事故の転帰の一覧表
      事故の転帰 1.負傷
      重傷度 負傷
      負傷・傷害内容 5.口腔内受傷
      負傷・傷害部位 顔面(口腔内含む)
      診断名 上顎右A亜脱臼
  • 事故発生の要因

    • 事故誘因

      事故誘因の一覧表
      事故誘因 1.遊具等からの転落・落下
  • 事故発生の要因分析

    • ソフト面

      ソフト面の一覧表
      マニュアル有無 1.あり
      事故予防研修実施有無 1.定期的に実施
      事故予防研修実施頻度 実施頻度( 12 )回/年 
      職員配置 2.基準配置
      (ソフト面)その他要因・分析、特記事項 該当なし
      (ソフト面)改善策 該当なし
    • ハード面

      ハード面の一覧表
      施設安全点検実施有無 1.定期的に実施
      施設安全点検実施頻度 実施頻度( 12 )回/年 
      遊具安全点検実施有無 1.定期的に実施
      遊具安全点検実施頻度 実施頻度( 1 )回/年 
      玩具安全点検実施有無 1.定期的に実施
      玩具安全点検実施頻度 実施頻度( 48 )回/年 
      (ハード面)その他要因・分析、特記事項 該当なし
      (ハード面)改善策 該当なし
    • 環境面

      環境面の一覧表
      教育・保育・育成支援の状況 3.個人活動中・見守りあり
      (環境面)その他要因・分析、特記事項 保護者の送迎がある時間帯だった。保護者対応をする可能性がある中で固定遊具に職員が全て付き添うことは注意が散漫になり安全保持ができないと思われる。
      (環境面)改善策 遊具の使用時は職員がそばに付き添い見守るルールになっていた。保護者の迎えが始まる時間帯での園庭の遊はせ方、固定遊具の使用の仕方は職員全体でルールの確認をしていく。
    • 人的面

      人的面の一覧表
      対象児の動き [1.いつもどおりの様子であった]他児に手本を見せようと鉄棒に跳びついた。友だちによいところを見せようと焦っていたと思われる。本児の鉄棒の力量は援助なく一人で取り組むレベルには達していなかった。
      担当職員の動き [2.対象児の至近で対象児を見ていた]鉄棒に付き添っていた職員は、後から参加した児童に気を取られて本児を視野には捉えていたが動きに注意ができなかった。鉄棒に取り組む児童の後ろに付き添っていたため転落時に助けられる位置ではなかった。
      他の職員の動き [2.担当者・対象児の動きを見ていなかった]他の遊具で遊ぶ児童の見守りをしていた。たまたま本児が気になり転落場面を見届けた。しかし、注意を呼び掛けたりそばに行くには至らなかった。
      (人的面)その他要因・分析、特記事項 児童個々の発達段階と本児の鉄棒の力量を把握ができていなかったことが大きな要因となる。また、練習段階の児童が鉄棒に取り組むにあたっての職員の立ち位置が適切ではなかった。 職員が2人で園庭の保育にあたっていた。送迎の保護者の対応も考えられる時間帯で2人共に遊具の見守りをするのは適していなかった。遊具のそばで見守ってはいるものの迎えの保護者やほかの児童に気を取られ安全保育に集中できていなかった。遊具で遊んでいた児童は合計10人足らずでその他の児童の方がはるかに多く、全体把握ができていない状況が否定できない。 また、夕方は子どもにも疲れが出て集中力が低下することが考えられる中で、そのことを踏まえた保育設定ができていなかった。
      (人的面)改善策 2人の保育士はマニュアル通りに遊具で遊ぶ児童に付き添い見守りをしていた。ただし、保護者の迎えの時間帯で保護者対応にあたることが考えられる場面で、職員2人で2つの遊具の開放は適していなかった。個々の児童の発達段階と力量に合った保育設定をしていく。夕方の時間帯の園庭での遊び方については職員全体で、優先順位の確認と注意点を早急に協議し取り決めを整理していく。
    • 自治体コメント

      自治体コメントの一覧表
      事故発生の要因分析に係る自治体コメント 事故防止におけるマニュアルを整備し、ヒヤリハットの取組みも積極的に行っているところである。今回の事故は、保育士が本児の特性を理解し鉄棒のそばにつき見守っていたものの、本児の鉄棒の力量を把握しきれていなかったことが大きな要因と考える。保育所においては、様々な場面において事故を発生させない環境作り、個々の運動発達や特性を把握した中で細心の配慮が求められる。さらに安全保育に向けての環境作りや、職員の意識向上、再発防止に努めたい。
  • 保有機関情報

    保有機関情報の一覧表
    保有機関 こども家庭庁
    データベース 教育・保育施設等における事故情報データベース
    事故ID CSD002_034923
    データ提供元データ番号 2019_1349
    初回掲載年月日 令和3年9月30日
    登録年月日 2026年03月03日
  • 類似

    類似の一覧表
  • その他

    その他の一覧表
    取得年月日 2025/03/11