事故情報詳細
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概要
概要の一覧表 事故概要・災害発生時の状況 9:05 本児の鉄棒遊びを教員Aが援助した際、本児が落下した。 9:06 本児が落下直後、教員Aは本児の痛がる腕を冷やすと共に近くにいる教員Bへ、本児が鉄棒から落下したことを伝えた。(落下の際の詳細は伝わっていない) 9:10 本児が鉄棒から落下し、腕を痛がっていることが担任に伝わる。(落下の際の詳細は伝わっていない) 9:30 お茶を飲みたがっている本児を事務員が2階教室に連れてくる。泣いている本児が前腕に冷却材をあてている様子を見た教員Cが事務員に尋ねると、「鉄棒で腕を打った」と聞く。(事務員は落下したことを知らない) 9:38 教員Cがクラス担任にどのように前腕を打ったのか尋ねると「鉄棒から落ちたと聞いた」というので、「前腕を打つとはどの様な体勢で落ちたのか、鉄棒のどこで腕を打ったのか」を尋ねたところ教員Aから詳しく聞いていないようすだったので、「落ち方によっては腕に負荷がかかり他の部分が負傷している可能性がある」ことを伝え、教員Cが教員Aに詳細を尋ねた。 9:40 教員Aより「本児が鉄棒に手を掛け鉄棒をやりたそうにしていたので、脇を抱えて援助したが本児の手が鉄棒から離れ本児が落下した」と聞く。 9:42 担任と教員Cで本児の様子を確認したところ、肘付近を激しく痛がったので脱臼を疑い、保護者に連絡。 10:50 保護者が本児を迎えに来る。その際、本児は職員室で横になっていた。母親の顔を見て安心した表情を見せた。保護者に担任から、その時点で分かっていた怪我に至る経緯(朝の外遊びの際、鉄棒から落ちて腕を打ち付けたということと、脱臼の可能性があること)を伝えた。 11:00 防犯カメラで事故の詳細を調べたところ、教員Aが本児の脇を抱え鉄棒の援助をしている際に、本児が鉄棒を掴んでいるか確認せず本児から手を離し、その瞬間本児は鉄棒のバーを越えた体勢で頭側に前転するような格好で落下していたことが判明した。その際本児が思わず出した手で全身の体重を受け止めていたことも確認した。 16:00 本児の様子を保護者に伺うと、骨折しており17:00より手術を行うとのことだった。 翌6:04 保護者より、上腕骨顆上骨折で、昨日骨を正常な位置で固定する手術をしたとの連絡あり。 認可・認可外 認可 施設・事業所種別 幼稚園型認定こども園 -
発生日時場所
発生日時場所の一覧表 事故発生年月日 6月 発生時間帯 1.朝(始業~午前10時頃) 発生場所 2.施設敷地内(室外・園庭・校庭等)
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発生時の施設・事業体制
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発生時の体制
発生時の体制の一覧表 クラス 異年齢構成 人数 68 クラス構成 - 0歳児 2
- 1歳児 8
- 2歳児 10
- 3歳児 18
- 4歳児 18
- 5歳以上 12
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教育・保育等従事者
教育・保育等従事者の一覧表 教育・保育等従事者の人数 17 うち、保育教諭・幼稚園教諭・ 保育士・放課後児童支援員等の 人数 12
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事故にあった子供の状況
事故にあった子供の状況の一覧表 年齢・年代 4歳 性別 女 -
事故状況
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発生時の状況
発生時の状況の一覧表 事故種別 落ちる 発生時の状況 屋外活動中 -
事故の転帰
事故の転帰の一覧表 事故の転帰 負傷 死因 - 重傷度 負傷 負傷・傷害内容 骨折(重篤な障害が疑われるもの以外) 負傷・傷害部位 上肢(腕・手・手指) 診断名 上腕骨顆上骨折
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事故発生の要因
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事故誘因
事故誘因の一覧表 事故誘因 1.遊具等からの転落・落下
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事故発生の要因分析
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ソフト面
ソフト面の一覧表 マニュアル有無 あり 事故予防研修実施有無 不定期に実施 事故予防研修実施頻度 3 職員配置 基準以上配置 (ソフト面)その他要因・分析、特記事項 子どもが安全に園生活を送る為には、どのような環境構成や援助・配慮が必要かということが共通理解されていなかった。 (ソフト面)改善策 「遊ぶ力が育っていない遊具遊びを、大人が手伝うことは危ない」ということを再度指導し、子どもが安全に園生活を送る為には、どのような環境構成や援助・配慮が必要かということを改めて教職員間で話し合い共有する。 -
ハード面
ハード面の一覧表 施設安全点検実施有無 定期的に実施 施設安全点検実施頻度 12 遊具安全点検実施有無 定期的に実施 遊具安全点検実施頻度 12 玩具安全点検実施有無 定期的に実施 玩具安全点検実施頻度 随時 (ハード面)改善策 定期的に安全点検を行っている。引き続き、定期的な施設の安全点検を行い、事故防止を図る。 -
環境面
環境面の一覧表 教育・保育・育成支援の状況 集団活動中・見守りあり (環境面)改善策 子どもが安全に園生活を送る為には、どのような環境構成や援助・配慮が必要かということを改めて教職員間で話し合い共有する。 -
人的面
人的面の一覧表 対象児の動き [いつもより活発・活動的であった]他の児が鉄棒で前回りをするのを見ていた本児が、自分も前回りをしてみたいと鉄棒に手をかけ、何度かジャンプをしていた。しかし、ジャンプして体を鉄棒まで持ち上げることができず、周囲を見渡すような素振りをしていた為、教員は本児が手伝って欲しいのだと感じた。 担当職員の動き [対象児とマンツーマンの状態(対象児に接していた)]本児と目があった教員が、前回りを手伝って欲しいのだろうと感じ、本児の脇を抱え鉄棒に掴まれるよう援助したつもりでいた。しかし、教員は本児が鉄棒に掴まっているか確認せず本児から手を離し、本児は鉄棒のバーを越えた体勢で頭側に前転するような格好で落下した。 他の職員の動き [担当者・対象児の動きを見ていなかった]登園する園児の受入れや保護者対応、園庭で遊んでいる園児の見守りなどをしていて見ていなかった。 (人的面)その他要因・分析、特記事項 本児が鉄棒をしようとする準備が出来ていないまま援助し、本児が鉄棒を握っていると思い込んだまま本児から手を離した為、本児が落下した。 (人的面)改善策 鉄棒や雲梯は「握る力のない子を大人が手伝うと危ない」と教員に指導してきたが、子どもが安全に園生活を送る為には、どのような環境構成や援助・配慮が必要かということを改めて教職員間で話し合い共有する。 -
自治体コメント
自治体コメントの一覧表 事故発生の要因分析に係る自治体コメント 今回の対象児の上腕骨折は、対象児の意志を確認していない状態で保育士が鉄棒を補助し、児が鉄棒を握っているという思い込みで手を離したため、対象児が落下したことにより発生した。当該園は、問題意識をもって報告書の改善策に挙げている対応を実施しており、再発防止に努めていることを確認している。今後も職員への周知徹底、日常的な注意喚起が重要と考え、園に対し指導・指示を行っている。また、当該園以外の市内園についても、周知による注意喚起を行い、再発防止を徹底していく。
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保有機関情報
保有機関情報の一覧表 保有機関 こども家庭庁 データベース 教育・保育施設等における事故情報データベース 事故ID CSD002_046626 データ提供元データ番号 2024_190 初回掲載年月日 令和6年11月27日 登録年月日 2026年03月03日 -
類似
類似の一覧表 -
その他
その他の一覧表 取得年月日 2025/11/06