事故情報詳細
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概要
概要の一覧表 事故概要・災害発生時の状況 10:00 公園そばの広場で遊ぶ予定であったが、機嫌が悪く、歩くことをぐずる子どもがいたため、これ以上の移動は難しいと考え、管理事務所玄関前で遊ぶことにした。玄関であるが、イベント開催時以外は人の出入りがないところなので、乳児が遊び場所にすることがあった。 10:20 10名全員で玄関西側のスロープや階段の昇り降りを楽しんでいたが、本児ともう1名が20メートルくらい離れた東側のスロープに走って行ってしまった。2名を呼び寄せるために保育士Aが「どっちが先に戻ってくるかな。」と声をかけながら近づいて行った。2名の園児とも、それに応えて走って戻ってきていた。本児は階段沿い(0段目)歩道部分、もう1名は最上段である3段目玄関アプローチの広い場所を走って戻ってきていた。2名に声をかけて連れ戻そうとした保育士Aは、10メートルほど進んだ地点で残りの8名の様子を確認するため振り返る。再度2名のほうを見た時には、すでに本児が階段1段目に両手をつき四つ這いでうずくまっており、本児のそばに駆け寄る。もう1名の保育士Bは8名の集団から目を離せなかったため、保育士2名ともが事故の瞬間、どのような打ち方をしたのかを見ていない。階段を上ろうとした際、または排水溝かブロックの隆起につまずいて転倒した可能性が高い。 10:25 口元から出血していたため、ティッシュで口全体を抑えるようにして止血。5分ほど経過し、おさまってから口腔内を見た時に、右前歯が見えないことに気付く。すぐに園に電話連絡。移動のための応援要員2名とともに帰園する。 10:30 受傷の電話連絡を受けた直後に、施設長は嘱託歯科医に連絡し診察の依頼を行う。 10:50 嘱託歯科医の診察。担任保育士が同行し状況の説明を行う。保護者は嘱託歯科医の診察途中から合流。レントゲンで確認後、大きな病院での受診が必要ということで●●病院を紹介され、その日の午後に受診。右前歯陥入。右隣の歯は破折、左前歯は動揺、3本を固定する処置を受ける。3本とも神経の損傷があり、早期の乳歯脱落の可能性とその後の永久歯への影響が懸念されるという診断を受けた。 認可・認可外 1.認可 施設・事業所種別 6.認可保育所 -
発生日時場所
発生日時場所の一覧表 事故発生年月日 5月 発生時間帯 2.午前中 発生場所 3.施設敷地外(園外保育先・公園等)
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発生時の施設・事業体制
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発生時の体制
発生時の体制の一覧表 クラス 3.2歳児クラス 人数 10 クラス構成 -
教育・保育等従事者
教育・保育等従事者の一覧表 教育・保育等従事者の人数 2 うち、保育教諭・幼稚園教諭・ 保育士・放課後児童支援員等の 人数 2
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事故にあった子供の状況
事故にあった子供の状況の一覧表 年齢・年代 2歳 性別 男 -
事故状況
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発生時の状況
発生時の状況の一覧表 事故種別 ころぶ 発生時の状況 1.屋外活動中 -
事故の転帰
事故の転帰の一覧表 事故の転帰 1.負傷 重傷度 負傷 負傷・傷害内容 5.口腔内受傷 負傷・傷害部位 2.顔面(口腔内含む) 診断名 歯の外傷、歯の破折 外傷性歯の亜脱臼
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事故発生の要因
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事故誘因
事故誘因の一覧表 事故誘因 2.自らの転倒・衝突によるもの
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事故発生の要因分析
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ソフト面
ソフト面の一覧表 マニュアル有無 1.あり 事故予防研修実施有無 1.定期的に実施 事故予防研修実施頻度 12 職員配置 1.基準以上配置 (ソフト面)その他要因・分析、特記事項 活動場所の選定のしかたについては、クラス担任の裁量が大きい。 (ソフト面)改善策 クラスの状況に応じて、屋外活動場所ごとに配置人員のめやすをつくる。 -
ハード面
ハード面の一覧表 施設安全点検実施有無 2.不定期に実施 施設安全点検実施頻度 12 遊具安全点検実施有無 2.不定期に実施 遊具安全点検実施頻度 随時 玩具安全点検実施有無 2.不定期に実施 玩具安全点検実施頻度 毎日 (ハード面)その他要因・分析、特記事項 転倒した箇所近くがブロック敷きの歩道で、隆起や排水溝があった。それにつまずいた可能性がある。本児から離れた場所にいたこともあり、危険箇所としての認識ができていなかった。園庭ではないため、細かい危険個所のチェックが難しかった。 (ハード面)改善策 こどもが遊ぶ(通る)場所として適しているかどうか、今まで使ってきた公園や遊び場所・散歩のコースについて、あらためて安全点検・検証をおこなう。また、定期的にこれらの点検をくりかえし行う。 -
環境面
環境面の一覧表 教育・保育・育成支援の状況 1.集団活動中・見守りあり (環境面)その他要因・分析、特記事項 年齢的には、こどもが自分の好奇心のままに保育士の手が届かないところにいってしまうことがある。クラス内児童の発達の傾斜も大きい。 (環境面)改善策 そのクラスの児童の発達状況に合わせ、見守りの人員を増やしたり、安全性の高い活動場所を選ぶようにする。 -
人的面
人的面の一覧表 対象児の動き [1.いつもどおりの様子であった] 担当職員の動き [3.対象児から離れたところで対象児を見ていた] 声かけで集団のほうに戻ってきていたので、途中で本児らに近づくのを止め、ふりかえって残っている8名の集団のほうをみた。 他の職員の動き [2.担当者・対象児の動きを見ていなかった] 保育者の周りにいるこどもたちの見守りを行っていた。 (人的面)その他要因・分析、特記事項 ちがう場所に走り出した本児らを見た時に、どちらの保育士が追いかけるべきか、と一瞬のためらいが生じたため、手の届かない範囲に行くことを止められなかった。 (人的面)改善策 人員を増やしたり安全性の高い活動場所を選び、子どもとの距離が離れすぎないように気をつけて見守りを行う。 -
自治体コメント
自治体コメントの一覧表 事故発生の要因分析に係る自治体コメント 園での振り返りにもあるように、特に園外での保育においては、緊急時の対応ができる職員数を確保し、事前の下見で安全が確認できた場所のみで活動を行うよう、徹底していただきたい。また、歩く距離が年齢に合っているか、無理のない計画であるか、複数の職員で検討した上で散歩を実施し、こどもの機嫌が悪くなったり暑かったりした場合等、状況によっては散歩を中止し、帰園するという判断も必要である。今後の散歩のあり方について、職員間で話し合い、情報共有し、安全な保育にあたられたい。
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保有機関情報
保有機関情報の一覧表 保有機関 こども家庭庁 データベース 教育・保育施設等における事故情報データベース 事故ID CSD002_040242 データ提供元データ番号 2022_1812 初回掲載年月日 令和6年6月10日 登録年月日 2026年03月03日 -
類似
類似の一覧表 -
その他
その他の一覧表 取得年月日 2025/03/11